カサカサ肌にメリットなし!乾燥肌の6つのデメリット!
乾燥肌の方って結構多いですよね。
赤ちゃんはスキンケアをせずに放っておくと乾燥肌になりやすいです。
女性はホルモンバランスを崩したり、毎日のメイクなどによる刺激などで乾燥肌になりやすい特徴があります。
男性もよくおでこはテカテカ、口周りはカサカサの方を見かけますが、わかりやすく乾燥肌ですね。
お年寄りも皮脂分泌が減り、皮膚が薄くなるので、乾燥しやすいお肌です。
それに加えて、生活リズムの乱れ、食生活の乱れ、日々のストレスなどの要因も重なり、乾燥肌や乾燥肌予備軍の方が急増しています。
ここでは赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代・性別において乾燥肌がもたらすデメリットについてみていきたいと思います。
①お肌のバリア機能が低下する
お肌のバリア機能という言葉は聞いたことがある方も多いと思いますが、簡単にいうとお肌が本来持っている外からの刺激や有害物質などの侵入からお肌を守るための機能です。
このバリア機能というのは主にお肌の角質層に存在している天然保湿因子や細胞間脂質といったお肌の潤いを保持してくれる成分と皮脂膜によって成り立っています。
要するに、お肌の潤いと皮脂がバリア機能の源というわけです。
乾燥肌というのはお肌の潤いが失われ、皮脂も分泌されていないからカサカサになっているわけですので、お肌のバリア機能がほとんど働いていません。
お肌のバリア機能が働いていないと、刺激によるダメージが大きくなりますし、アレルゲンをはじめ、外からの物質の侵入を許してしまうことにもつながります。
②脂性肌になりやすくなる
乾燥肌な状態をお肌も放っておきたくはありませんので、お肌ができる保湿ケアを自ら行おうとする場合があります。
お肌が自ら行える保湿ケアというのは皮脂をたくさん分泌することです。
これ以上潤いを奪われてなるものか!とお肌が頑張って皮脂を作るわけですが、これが脂性肌の原因となります。
脂性肌の中でもインナードライ肌という現象です。
表はベトベト、皮膚はカサカサという状態です。
脂性肌はニキビにもつながりやすくなります。
③敏感肌になりやすくなる
乾燥肌というのはお肌のバリア機能が失われている状態といいましたが、お肌のバリア機能は外部からの刺激を緩和する役目も果たしていました。
そんなお肌のバリア機能が低下すると、お肌は刺激に対して弱くなってしまい、これまで使っていてなんともなかったスキンケアがある日突然ヒリヒリしだすといったようなことが起こります。
それがいわゆる敏感肌です。
乾燥肌と敏感肌はとても関係性が高くなっています。
④痒みが現れやすくなる
乾燥によってお肌のバリア機能が低下すると外部からの刺激を受けやすくなると言いましたが、刺激を受けたお肌は知覚神経が刺激され、痒みの原因物質の分泌を促してしまい、痒みが生じやすくなります。
カサカサ肌で痒みが生じやすいのはそのためで、痒いからといって掻いてしまうと、さらに誓う神経が刺激され悪循環となります。
⑤シワができやすくなる
お肌が乾燥するとこれ以上、水分や油分を失ってしまわないようにお肌は自ら角質細胞を増やすことがあります。
これによってお肌の角質層が分厚く、硬くなってしまいます。
紙を普通に折り曲げるとしわがいって跡が残ります。
びしょびしょに濡らした紙を折り曲げてもしわはいきにくいです。
それと同じで、お肌も硬く分厚くなり、乾燥しているとシワができやすくなります。
乾燥ジワと呼ばれたりもします。
⑥外見が老けて見える
乾燥しているということは、お肌に潤いも油分も不足している状態です。
そんな状態のお肌では単純に光の反射が悪くなり、くすんで見えてしまいます。
ツヤもなくくすんだ状態のお肌というのは外見を実年齢以上に老けて見せてしまいます。
結論、乾燥肌はメリットなし
どうでしょうか?乾燥肌であることにメリットは一つもありません。
デメリットならいくらでも出てくるほどありますが…。
そして、乾燥肌のやっかいなところは、乾燥がさらなる乾燥を招くということです。
乾燥肌を放っておくとどんどんとお肌の状態は悪化していきます。
対策はお肌に潤いと油分をバランス良くサポートすることです。
お肌に優しいスキンケアなら申し分ありません。
毎日のケアするしないの積み重ねが1年後、5年後、10年後と大きな見た目年齢の差となって表れてきますので、是非乾燥肌をそのままにせずしっかりと対策ケアをしてあげましょう。