毎日使うならこだわりたい!デイリー使いに必要なベビーローションの条件
よくベビーローションの口コミなどを見ていると、夏場と冬場でベビーローションを使い分けているような内容が目に留まります。
「夏場なら大丈夫だけど、冬場の保湿ケアには物足りない」
といった内容です。
当サイトでは、赤ちゃんのお肌に乳児湿疹などのトラブルが起こってからではなく、お肌にトラブルが起こらないように予防スキンケアを行うことをおすすめしています。
予防スキンケアの場合、お肌の状態を健やかに保つため、デイリーケアが欠かせません。
つまり、ベビーローションによる保湿ケアは必須と言えます。
ですが、ベビーローションと一言でいっても、化粧水に近いものからクリームに近いものまで様々です。
デイリー使いにはどのようなベビーローションを使えば良いのでしょうか?
デイリー使いに必要なベビーローションの条件についてご紹介していきます。
デイリー使いのベビーローションに求められる条件
どうして毎日赤ちゃんのお肌をケアするのかというと、その理由は当然ですが、赤ちゃんのお肌を健やかな状態に保つためです。
健やかなお肌というのはトラブル肌と対極に位置するような状態なので、
赤ちゃんのお肌を健やかな状態に保つことが一番の肌トラブル予防になるということです。
では、赤ちゃんのお肌を健やかな状態に保つための一番のポイントというとなんでしょうか?
それは、「お肌のバリア機能を正常に保つ」ことです。
お肌のバリア機能はどのように機能しているかといいますと、
お肌の最も表面に位置する表皮の角質層に存在している天然保湿因子と細胞間脂質の水分保持力、さらにはお肌の表面を覆う皮脂膜によって機能しています。
水分保持力によってお肌の角質層に蓄えられた潤いというクッションと皮脂膜という油分による保護によってお肌は外的刺激やアレルゲンなどの内部への侵入から守られています。
つまり、デイリー使いに用いるベビーローションにはお肌のバリア機能をサポートするための「保水力」「油分」がバランス良く含まれていることが必要です。
さらにいうと、赤ちゃんのお肌は皮膚が薄い分、大人の肌よりもデリケートで敏感なお肌のため、お肌に優しいということもベビーローションに求められる条件と言えます。
具体的にどのような成分が必要!?
赤ちゃんのお肌に優しく、潤いを保つための保水力と油分をバランス良く含んでいることがデイリー使いのベビーローションに必要な条件ですが、具体的にどのような成分が配合されていると良いのかについて紹介したいと思います。
先程挙げた「天然保湿因子」と「細胞間脂質」そして、皮脂というのが既にヒントとなっています。
天然保湿因子にはアミノ酸、ミネラル、乳酸、尿素、PCA-Na、ヒアルロン酸などがあります。
細胞間脂質を代表するのはセラミドです。
つまり、潤いを保つためのサポートとしては、アミノ酸やミネラル、乳酸、尿素、PCA-Na、ヒアルロン酸、セラミドといった成分が役立ちます。
そして、皮脂の代わりに油分が必要となりますが、
油分としては、馬油、ホホバオイル、シアバター、オリーブオイル、ココナッツオイルなどなど、色々な成分があります。
その中でも上記に挙げた油分は人のお肌にも馴染みが良いとされていますので、おすすめです。
お肌への優しさについて確認する時のポイントとしては、「どれだけお肌にとって良くない成分が配合されていないか」を確認しましょう。
簡単にいうと、『無添加』について確認するということになります。
以上が、デイリー使いのベビーローションを選ぶ際のポイントとなります。
潤い重視や油分重視といった偏りがあると、潤いを集中的にサポートしたい、油分を集中的に補いたいといった場合はいいのですが、デイリーケアとしては、潤い不足や油分不足などに傾きやすくなるので、バランスの良いベビーローションがおすすめです。