大人用と何が違う?ベビーローションの特徴について
赤ちゃんの肌は大人よりも薄く肌トラブルになりやす状態です。
大人用のスキンケア用品では肌の負担になってしまうため、赤ちゃん用の保湿ケアとして使われるのがベビーローションになります。
ここではそんな赤ちゃんのお肌に使うベビーローションの特徴についてご紹介します。
ベビーローションの効果と選び方
ベビーローションは、伸びがよくサラサラとした使用感が特徴的な赤ちゃん用のスキンケア用品です。赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐ効果があります。
赤ちゃん用と言っても製品の中にはお肌への刺激の強い化学成分が含まれているものもあります。購入する場合にはしっかり成分をチェックしてから購入することが重要です。
ベビーローションを選ぶときには、天然素材だけで乳化しているものか、または2層に分離しており使用するときに混ぜるタイプのものが良いとされていますが、天然由来以外の成分でもお肌にやさしい成分はたくさんありますので、あまり天然という言葉にこだわる必要はないでしょう。
ベビーローションの活用法
使い方としては、赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐために顔や全身に塗って保湿します。
高い効果を得たい場合には、入浴後5分以内に塗ってあげるのが理想的です。
ケチらずにたっぷり塗って乾燥を防ぐことも大切です。
また、食事やよだれによって口の周りが汚れているのを拭き取って清潔にした後に塗ってあげるのも良いとされています。
そうすることでかぶれや肌荒れを防ぐことができます。
オムツを替える時も綺麗に拭いた後にお尻に塗ることによって、乾燥を防いでオムツかぶれを予防します。
お肌を清潔にした後に塗ることでかぶれや乾燥を防ぐだけではなく、肌のバリア機能が正常に保たれるためあらゆる肌トラブルを防ぐことを期待することができます。
これに加えてベビーオイルを加えることでより高い保湿効果を期待できます。
潤い補給によって乾燥を防ぐことがメインのベビーローションとの違いとしては、ベビーオイルは肌の油分を補ってバリア機能を高めて傷つきにく肌を作り出すことメインの役割であるということです。
この二つを使い分けることによって効果的な赤ちゃんのスキンケアを行うことができるようになります。
使い分け方としては、全身はローションによって保湿を行い、耳掃除やおへその掃除、かさぶたケアなどにはベビーオイルが効果的です。
入浴後は二つを同時に使うことでより高い保湿ケアを行えます。
ローションで肌の水分補給を行い、完全に乾ききる前にベビーオイルで優しく全身をケアすると、どちらか一方のケアよりも高い保湿効果を得ることができます。
両方使うにしろ注意したいのが使用量と塗り方です。
ベビーローションの適量は赤ちゃんの肌から滴り落ちない程度にしっかり塗っていくことが重要となります。
塗り方は適量をとったら赤ちゃんの体に優しく塗っていきます。
体の付け根から外に向けて塗ることで血行を良くすることできるとされています。